カリブの王国 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
出産直後に手放した我が子の顔を一目見たい。ヴィクトリアは一週間の予定でプエルトリコに旅立った。けれど手元には養父となった男性の顔写真と勤め先の住所しかない。彼の名前はL.R.キャンベル、頭髪の薄い、人のよさそうな中年紳士だ。こっそり自宅を捜し出して、子供が幸せかどうか確かめるだけでいい。ところが、そこは素人探偵のかなしさで、勤め先では警備員とおぼしき男と押し問答のすえ、追い払われるし、翌日、尾行に成功したかと思えば、目の前で逃げられる。おまけに、つい気を抜いて事故に遭い、怪我までする始末。そして、助けに現れた男は…昨日の警備員じゃないの―。
内容(「MARC」データベースより)
出産直後に手放した我が子の顔を一目見たい。ヴィクトリアは1週間の予定でプエルトリコに旅立った。手元には養父となった男性の顔写真と勤め先の住所しかない。その勤め先では警備員とおぼしき男に追い払われてしまい…。
長い冬 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ブーゲンビリアが咲くホテルの籐椅子に一人の女が腰をおろして海をみつめている。ここはカリブ海に浮かぶ小島、セント・ジョンズ島。オータムはこの島のホテルでオーナーの秘書をしていた。すべての過去を捨てイギリスから南国の楽園に来たというのに凍ったままのオータムの心は、熱い日ざしにもとけようとしない。だがある男の出現でオータムは激しく動揺していた。その男、ヨーク・レインは、オータムの夫…。ハリケーンにやられた島の再建に、出資を申し出たという。交換条件は妻をつれ戻すこと。イギリスはこれから長い冬が始まる。
飽くなき情熱 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
八年前、キティはジェイクの子供を身ごもり家を追い出された。貧しい祖父母の家で育ち愛情に飢えていたキティにとって、身分違いとはいえ、地主の息子ジェイクは誰よりも親しい存在だった。ところが初めて一夜を過ごしたあと、ジェイクは急に冷たくなり、もし妊娠したら子供はあきらめてほしいとキティに言った。キティは、妊娠したことをジェイクに言わなかった。間もなく彼は別の女性と結婚し、キティは打ちのめされたまま家を離れたのだった。その後子供は流産してしまったが、キティは女優として成功した。今、キティは祖母の死を知り、久しぶりに故郷に戻ってきた。つらい思い出に胸を痛めながらお墓参りをすませたキティは、墓地の外で待っている男性を見て体をこわばらせた。すらりとした長身に人目を引く彫りの深い顔立ち―ジェイク。
内容(「MARC」データベースより)
8年前、キティは地主の息子ジェイクの子を身ごもったが彼には言わなかった。彼は間もなく別の女性と結婚。打ちのめされ流産してしまったが、キティは女優として成功した。久しぶりに故郷に戻ってきたキティは彼と再会をする!
夢がかなう日 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
雇い主と喧嘩して仕事をやめたばかりのシェフ、ダニーは、間近に迫ったクリスマスを思って憂鬱になった。家族が集まり、また私をけなすのだ―落ちこぼれのダニーと。特にあの完全無欠の姉ニコルが無職の私を何というか…。暇になったダニーは、足首を挫いた掃除婦ミセス・Bの代わりにマックファーレン家の掃除に向かった。そこで彼女は、完璧な男性キャメロンに迎えられる。端整な顔立ち、男らしい体つき、名声、富。彼をクリスマスに家に連れて帰れたら…。ダニーは考えた。私もついに家族に認めてもらえるかもしれない。ダニーは得意の料理で彼を懐柔する作戦に出た。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ダーシー,エマ
フランス語と英語の教師を経て、結婚後、コンピューター・プログラマーに転職。現在はオーストラリアのニューサウスウェールズにあるカントリーハウスに住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
愛の足かせ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
アントニアは幼いころからフィリップとの結婚を夢みていた。それなのに、のほほんと年月を重ね、気がつくと二十四歳になっていた。大変!ぐずぐずしてはいられないわ。幸い、フィリップにはまだ結婚を約束した相手はいないらしい。ここで私が彼の花嫁にふさわしいレディで、男爵の妻としても立派にやっていけると証明できたなら、求婚してくれるかもしれない。かくして二人は八年ぶりに再会したのだが、彼はアントニアのことをなかなか思い出してくれず…。
内容(「MARC」データベースより)
アントニアは幼い頃からフィリップとの結婚を夢見ていた。それなのに、のほほんと年月を重ね、気がつくと24歳になっていた。ぐずぐずしてはいられない。幸い、フィリップにはまだ結婚を約束した相手はいないらしい。
近くて遠い人 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
キャシーは妻ある上司への思いを断ち切ろうと会社をやめた。ちょうどそのころ、クォントラル産業会長秘書の求人広告を目にし、彼女はすぐに応募書類を郵送した。そして二度の面接試験にもパスし、入社してから二週間がたつ。もっとも会長自身は出張中とかで、まだ一度も会ってはいないが。いよいよ今日はその会長に会える―そう思ってキャシーは気負いこんで出社した。ところが、会長は彼女が新しい秘書だと知るや否や、「なんてことだ!」とたたきつけるようなひと言だけを残し、部屋から出ていってしまった…。
内容(「MARC」データベースより)
キャシーは妻ある上司への思いを断ち切るため会社を辞めた。新しい職、会長秘書となって2週間。やっと会長に会えると思ったが、会長は彼女が秘書だと知ると「なんてことだ!」と言い、部屋から出て行ってしまった。
ストーリー・プリンセス (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ドミナイがテレビで演じる“ストーリー・プリンセス”は、ワシントン中の子供たちのアイドルだ。寄せられた手紙を審査し、当選者と番組で共演する、と発表すると、たちまち大量の手紙がテレビ局に舞いこみ、そのうちの一通がドミナイの心を動かした。“弟は天国に行く前に王女様に会いたがっています…”ドミナイは不幸な兄弟にすっかり同情して当選を決めたのだが、理由はほかにもあった。“パパは王女様をB級女優だと言います”そのくだりにひっかかり、誤解を解きたいと思ったのだ。通知を送ってしばらくたったころ、背の高い男が彼女を訪ねてきた。
内容(「MARC」データベースより)
ドミナイがテレビで演じる"ストーリー・プリンセス"は、ワシントン中の子供たちのアイドルだ。寄せられた手紙を審査し、当選者と番組で共演することになって、そのうちの一通がドミナイの心を動かした…。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
偽りの恋人 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
レイチェルがニコレット大学に勤め始めて、はや四カ月。つらい経験をして以来、恋愛への興味はゼロだ。なのに恋人の斡旋をしようとする外野がうるさくてかなわない。私は恋人なんてほしくないのに!だが仕事帰り、雨宿りに飛び込んだアイスクリーム店でまさか理想の恋人に出会えるとは思わなかった。その男性は自由を満喫しているハンサムなパイロットで、結婚、結婚と騒ぎ立てるきょうだいたちをどうしたら黙らせることができるか考えあぐねていると言う。もし私達が恋人同士のふりをしたら…お節介をやかれずにすむ!交渉はただちにまとまった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マイケルズ,レイ
ハッピーエンドの物語が好きで、子供のころ読んだ本の結末に満足できず、自分で書こうと心に決めた。そして、いつか小説を書きたいという夢を胸に、まず堅実に、新聞記者で生計を立てようと考えた。ところが、その仕事がうまくいかず、結局、ロマンス小説家だけが書けるハッピーエンドの物語を書くようになった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
結婚はビジネス? (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
アヴィーナは、一族が経営する会社で働いている。彼女の会社は今、大資本のコングロマリット―ランカスター・グループの関連会社と取り引きしようと懸命だ。仕事を得ようとやっきになっている義兄たちに説得され、関連会社の新社屋オープニング・パーティーに出席したところ、アヴィーナは尊大な雰囲気に満ちた黒髪の男に目を奪われた。その男こそ、巨大グループ企業を率いるナイル・ランカスターだった。なぜかナイルが興味を示し、じきじきに会いたがったので、アヴィーナはおびえ、あわててパーティー会場から逃げだしてしまった。だが、ほどなくナイルはアヴィーナの前にふたたび現れ、彼女をバージンだときめつけたうえ、最初の相手にしてほしいと言った。なんて厚かましい人!あなたとは今後いっさい関わり合いたくないわ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
スティール,ジェシカ
イングランド中部の田舎に、七人兄弟の六番目に生まれた。公務員として働きながら小説を書き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
あの幸せな日々に (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
オーストラリアとニュージーランドでの講演旅行を終え、フィレンツェの自宅に帰り着いたベン・スコルチェーゼは、郵便物の中にキャスからの手紙を見つけた。乱れた筆跡でフィレンツェに来ている、至急会いたい、とある。キャス―父が再婚相手との間にもうけた一人娘。ベンの義妹だ。だがベンの彼女への愛情は、妹に寄せるようなものではなかった。強烈に惹かれるのをどうしようもない。それはキャスも同じはず。だから彼女に近づかないようにしているのだが…。四年前にキャスは、父親のお気に入りのロジャーと結婚した。夫との間に何か持ち上がったのだろうか。
内容(「MARC」データベースより)
講演旅行を終えフィレンツェの自宅に戻ったベンは、4年前にロジャーと結婚した義妹のキャスから「至急会いたい」という手紙を受け取る。キャスに妹以上の感情を持っているベンは、彼女に近づかないようにしてきたのだが…。